Pocket Pedals
- ブランドについて
Pocket Pedals(ポケットペダル)はアイスランド発のブランドです。生産はリトアニア。2019年のEUROBIKEに出展して以降、ヨーロッパ各国の自転車店で取り扱いがあります。2021年クラウドファンディングを通じて日本初上陸しました。
- 商品一覧
https://geektrade-shop.myshopify.com/collections/pocketpedals
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- ブランドの成り立ち
-開発に至るまで-
Pocket Pedals開発者、アイスランド人のKarlには娘がいます。
サイクリングが大好きな彼にとって、子供の頃の最高の思い出といえば…自転車に乗ること!
自分の娘とも一緒にサイクリングの思い出を作りたい!
自由に速く移動したり、友達と新しい場所を探索したりするような幸せな思い出を彼女にも体験して欲しいと思いました。
彼女の5歳の誕生日に初めての補助輪無しの自転車をプレゼントしました。
さすが自転車好きの娘、すぐに補助輪無しで長い距離を走れるようになりました。
娘の成長を喜ぶKarlは、ロードバイクで娘と一緒にサイクリングに出かけますが、、、
「あぶないっ!」
その時、彼はビンディングシューズを履いていたので、クリートの解放が間に合わず、何度か彼女とぶつかりそうになりました。
自転車に乗り始めたばかりの彼女は、所々でふらついたり、寄り道するために急に止まったりするためです。
何度もヒヤヒヤした思いをしたKarlは、娘と一緒の際はビンディングには乗らないと決めました。
しかし、かといって、毎回ビンディングペダルをフラットペダルに替えるのは面倒です。。。
かといって、ペダルアダプターを探しましたが、どれもイマイチ。。。
一般的なタイプは
・フラット面が小さいため踏みにくい...
・アダプターの重さでフラット面がすぐに下を向いてしまう...
・漕ぎ出す際に毎回フラット面を上に向かせなければいけない...
・取り外しの際に工具が必要...
これらの欠点を解決するためにはどうすればよいか…
「自分で作るしかない!!」
それから、時間を見つけてはビンディングペダル用アダプターの設計を始めました。
-開発プロセス-
大まかなイメージがついた後、友人のエンジニアに実用的なプロトタイプの設計を手伝ってもらいました。
納得のいくデザインが完成するまで様々なモデルを考えました。
そしてついに、この機能を備えた初期モデルが完成!
いざ使ってみると、みるみるうちに周囲のサイクリストの間で注目が高まりました。
もともとは、日常のサイクリングをより快適にするために開発されましたが、使い方はそれだけではありませんでした。
マウンテンバイクのサイクリストにとっても話題となったのです。なぜなら
・難易度の高いスポットで一時的にフラットペダルにすることが出来る
・ペダルを踏む面積が大きいため、力をかけやすく踏ん張りやすい
・足を置く位置が自由なため、様々な状況に対応できて自由度が高い
・危険なポイントでいざという時、瞬時にペダルから足を離し地面に足がつける
多くの人の関心が高まっているのを感じ、このペダルのデザイン特許を取得し、アダプターに名前を付けることにしました。
-Pocket Pedals誕生-
Karlが娘とサイクリングに行く際、このアダプターをポケットにしまっているのを家族が見ていました。
そこで妻が、「まさに"Pocket Pedals"ね」と彼に提案したことからこの名前が付けられました。
Pocket Pedalsの最終モデルは2019年春に完成。
その年の、EUROBIKE 2019にも出展。沢山のメディアや、来場者の注目を集めました!
シマノのSPD、SPD-SL両方と互換性がありますが、将来的には他のビンディングペダルに対応するバージョンの開発も計画しています。